無条件
昨日ツイキャスでも話していたが、1つの心理として、無条件で相手に接するというものがあると思う。
なにぶん世の中競争主義や市場主義などの風潮から、ある程度損得を考えながら人間関係を形成するような傾向が少なからずあると思う。
しかし、本当に人との関わりを持つのであれば無条件というものが重要になってくると考えられる。
人はありのまま生きていくのが大切である。
そのありのままとは、為すがままに、自分の思ったこと感じたことを素直に実行していくことである。
その際にはもちろん他者に対して不快な思いをさせないようにという最低限の配慮は必要であるが、相手を気にしすぎて行動できないという事態に陥ってはならない。
そして、自分のありのままの姿と相手のありのままの姿を受け入れていく必要がある。
人間は生きているだけで素晴らしい。
そう考えれば、生きとしいける生命全てを
肯定し、受け入れることができると考えられる。
「醜くても、愚かでも、誰だって人間は素晴らしいです。幸福じゃなくっても、間違いだらけだとしても、人の一生は素晴らしいです」
このようなセリフがSWAN SONGという物語の最終場面で主人公が話す。
賢い人間などは本当にわずか一握りしか存在せず、多くの人は愚かで、間違えだらけだと思う。
そうだとしても、たとえ幸福でなくとも、間違えだらけでも自分の意思で生きている人生は素晴らしいものである。
生きとし生けるものにはあるとあらゆる可能性があり、悪い人なんて1人もいない。
全ての人が善人であり、良き魂を持っている。
その、人に宿る善を信じて、人を信じるところにきっと全ての人が和合して作っていく世界が存在するのだと思う。
お互いに受け入れながら、生きていくという視点も大切であると思う。
そして、なによりも多くの人たちを無条件で愛する心がみんなにあれば、きっと戦争なんてなくなるだろう。