住友シゲルは休めない

住友茂の多動な日々

あるショートショート

恥ずかしがり屋の言葉たちというショートショートが面白かった。


この作品は予想をはるかに上回る表現をしており、読んでも理解できない作品である。


しかしながら、想像力を働かせることで何が書いてあるのか自分なりの解釈を得ることができると考えられる。


この作品の面白いところは、おそらく、読み手一人一人が違う読みをせざる終えないという現象になることである。


つまり、この作品は1人で読むことで完結するわけでなく、複数の人たちが読み、解釈を伝え合うことでさらに面白く読むことができるのである。


文学とは芸術であると私は思っている。


未完成な部分があり、考え、多様な解釈を持つことができるが、答えがないからこそなんども読んだり、言葉を深く理解しようとしたりしようと心がけるのであると考える。


そう行った点からこの作品はとてもよく、ものすごく考えさせられ、表現を楽しむことができる。


もし興味のある方がいらしたら読んでみることを勧めたい。


また、読むときは、できれば1人ではなく、いろんな人と一緒に読んで話し合うとより面白く読めると思う。


https://short-short.garden/S-uCSYMx


ここで読めます