奇跡的な軌跡
前回書いたように私という人間はあまりにも様々なものが欠落した欠陥品であり、どうしようもない人間である。
しかし、そうであるけれども、私は本当に運が良い。
中学校が不登校であったにもかかわらず、小学校の頃から付き合いのある友人は2人も存在する。
しかもうち1人は柚葉さんであり、私の数少ない親友の1人である。
また、高校も推薦入試と一般入試を受け希望通りの特進コースに入学できた。
まぁこの時の面接で私という人間は何を血迷ったか、面接官に将来世界征服をしたいと物申したらしく、やばいやつではあった。
そして大学では、腐れ縁のある親友に出会うことになる。
そして、基本的に今の今まで無事に生きることができている。
そう思うと、私という存在自体が奇跡である。
あまりにも運が良すぎであり、人に恵まれ過ぎなのである。
私が今本当に幸せを感じながら生きているというのは自分のすごさがあるからではなく、他者のおかげである。
信頼できる親友や先生、家族が私の生きるところにたくさん存在する。
それだけであるが、これほどまでに私ら周りに恵まれている。
人生を生きる上で、人に恵まれることほど幸せなことはない。
幸せとは青い鳥であり、みんな色んなところを探していると思うが実はすぐそばにあるものである。
ふと、周りを見渡すと多くの信頼できる人たちがいる。
これほど幸せなことはないと思う。
日々、わたしの周りにいる人々に感謝してこれからも生きていこうと思う。