7人のチャーリープロローグ
この世界は残酷でありながらも美しい。
そんな当たり前のことをなぜ今僕は考えているのだろう。
そんなことを考えてふと自分の姿を見てみると今まで当たり前にあったものがなくなっている。
手も足も何もかもがなりなり、何故か目だけになっているのである。
そうか…ついにお迎えが来たのかもしれない。
そう考えて深い眠りにつこうとした時どこからか歌が聞こえて来る。
じーんせいらくありゃくーもあるさー
謎の歌であるというよりはこの歌はあの歌なのでは…
そう思い目を開くと見知らぬ景色というよりもものすごく古い時代のような景色が見えて来る。
ビルもなければ電車もなく、車も走っていない。
ここは…どこなんだ…
そう思った矢先声が聞こえて来る
お目覚めですか?私は越後の商人じゃ。あなたは誰です?
そう、これがかの有名な水戸黄門との出会いであった。