住友シゲルは休めない

住友茂の多動な日々

心を動かされる物語

心を動かされる物語とは当たり前すぎて言語化できないことを言語化してあり、納得、あるいは共感できる作品であると思う。


最近私は電車の中で物語を読んであるが、とても心動かされる。


個人的に良いなと思う作品とは、友達について考えたり、愛について考えたり、倫理について考えたり、親子関係について考えたりする作品である。


これらのことは至極当たり前のことであり、多くの人が習慣化あるいは深く考えなくてもできることである。


しかしながら、当たり前だからこそ、深く考えていく必要がある。


なぜ、私にとって彼は友達なのか、友達の理由はなんなのか、そして、友達だからこそ、私はどう振る舞うことが倫理的なのか。


多分答えは単純なのであろうが、そこに至るプロセスは複雑なのであろう。


難しく考えることはもしかするとバカバカしく、しょうもないことなのであろうが、私は考える。


そうすることで、多分何か大切なものがわかり、掴め、誰か他の迷っている人たちに伝えることができると思うから。


とりあえず、私は今日も本を読む。


世の中の当たり前に自分なりの理由を説明できるために。