住友シゲルは休めない

住友茂の多動な日々

自信のない人

自信のない人と聞くと、イメージとしては引っ込み思案で行動力がない人を想像することが多いと思う。


確かに、そのような人も自信のない人であるとは思う。


このような人はあまり周りに対して害がないのでいいと思う。


問題は、自信がない故に自分自身を良く見せようとする人である。


自信がないからこそ自己を主張する。


一見して矛盾しているように感じるかもしれないが、論理的に説明ができる。


自信がなく、自信を持つときにどうすれば良いか。


答えは複数あるが、その中の1つに他者からの承認がある。


この承認こそが自信がない人が自信を持つために利用するものである。


つまり、自分をよく見せる、自分の業績を語ったり、能力があることを誇示したりすることで周りが褒める、認めるということを行う。


そして、そうしてると一見良い人に見えるかもしれないが、深く付き合って行くと、その人のわがままな点が見えてくることになり、面倒になる。


また、最初は少しの欲求だったかもしれないが、どんどん過剰なことを要求してくるようになる。


しかし、我々もそのような要求を毎回叶えることは困難であり、承認できなくなってくる。


そうすると次の段階に入り、今度は他者を貶めようとしてくる。


つまり、周りの人を悪く言い、能力がないということを伝えることで、相対的に自己の能力が高いということをアピールするのである。


まぁその人と関係がなく、その人を見てるとあまりにもわかりやすすぎて面白いが、そんな人と関わるとなると色々と距離感をうまく保たなければいけないので、めんどくさい。


願わくばそんな人と関わりは持ちたくないものである。