鉄血のオルフェンズ

この作品は賛否両論であると思うガンダム作品である。

そもそも、オルガというキャラクターを生み出したという功績は素晴らしいものだとは思う。

しかし、個人的には一期で終わって欲しかった。

不利な状況から頭脳を使い、チームワークを駆使して成り上がっていく様を見ていくのはとてつもなくワクワクして面白かった。

とんでもない作戦や外交をしながら鉄華団が強くなっていく。

最初こそモビルスーツもバルバトスしかいない状態だったが、敵から略奪したり、改造したりしてどんどん戦力を整えていく様子もものすごく熱い展開である。

しかし、2期になると基本的に全ての登場人物のIQが下がるが如く、どんどん色んな謀略なはまり、情けないシーンがいくつもあったように思える。

しかし、その甲斐あってオルガの例のシーンがあるのだから、その点に関して称賛したい気持ちもあるが、総じて一期で終わった方が良かった作品のように思える。

あるいはちゃんと火星が独立する中心に鉄華団がいて、ハッピーエンドでも良かった気がする。

何分消化不良というかラストに文句を言いたくなる作品だ。

一期のラストは良かったと思うが。