住友シゲルは休めない

住友茂の多動な日々

共感

共感とは、人間ができ得る素晴らしい能力であると考えられる。


そして、何より我々が共感されていると感じる時は感覚的なものであり、言語化することはものすごく難しい。


しかし、この人は共感してくれているということを感じることができる。


それは、今まで自分自身がしてきた経験から感じるものであったり、自身が本などを読み、その追体験から共感でき得たりする。


世の中多くの方法論があり、共感という事象に対しても多くの研究がなされている。


そして、共通して言えることは、この共感というものは、カウンセリングするにせよ、人間関係を築くにせよ、子供が大人に発達するにせよ大切なものであることが示されている。


特に乳幼児期に言語を学習する時は、共同注視する必要があることや親子で感情を分かち合い、自分の感じている感情に対してラベリングしたりする必要がある。


このように人が人と触れ合い、多くの感情を共有して、自分自身にある感情というものを認知して行くことによって自身の気持ちを表現できるようになる。


そして、その結果自分の持ち得る感情を使って共有体験の中で人と人とが共感し合う。


この共有体験ということで感情を分かち合うことにより、人に対しての信頼感や自分自身に基本的な自尊感情が芽生える。


この基本的な自尊感情があることで、多くのアクションを起こすことができる。


人は人なくては生きてはいけない。


その人があるという状態を作るのは自己であり、そのためには他者を信頼する能力が必要である。


人を信頼するためには、自分に自信と自身がなければいけない。


世の中、大切なことは3つあると私は考える。


人を信頼すること、自分に自信があること、相手の話を聴くこと


この3つがあれば、人はよりよく、自分を大切にし、他者を大切にしながら生きていけると思う。