七つの大罪
キリスト教における7つの大罪という概念はとてもわかりやすいと感じる。
傲慢、怠惰、嫉妬、暴食、強欲、色欲、憤怒という人のマイナスと思われる感情を7つに分けている。
これらマイナスと考えられる感情というものは大変に面倒なものであり、うまくコントロールすることは難しい。
とりわけ、人の三大欲求と思われる、色欲、暴食、怠惰はコントロールしにくいものであろう。
人間生きる上で面倒ごとに巻き込まれる要素というものは、お金と異性関係である。
怠惰し、暴食を繰り返すのであれば、お金はなくなる。
また、女性のことばかり考え、エロいことばかりしようと心がけていると痛い目を見ると思う。
特に色欲に関しては自己内で終わらず、他者が関係して来る。
その相手をいかに尊重できるかという視点が本来ならば大切なのであるが、まぁ肉体関係のみ求める欲望に忠実な関係性ならば、おそらく、痛い目を見る可能性があるだろう。
とりわけ、個人的な考えではあるが、だんせいたる性はこのような関係の際、被害者っぽい状態になったとしても世間からは加害者扱いされる可能性がある。
だからこそ、1番良いのはお互いに心の絆を感じることができるようになることである。
信頼というものがなければ、関係というものは虚構であり、表向きであり、中身のないものになる。
人間いかに良い関係を築けるのかが大切なことである。
人間間違った方向性に行かないためにも徳というものが大切である。
自分のために生きることは確かに大切である。
しかし、それと同時に大乗の心で他者の幸せを願い、行動することもまた大切なことである。
徳をしっかりと積んでおけば、間違った判断をすることはすくなくなる。
徳を積むためにも利他業、誰かが喜ぶことをして行くことを忘れてはならない。