住友シゲルは休めない

住友茂の多動な日々

感情

先日柚葉さんと飲みに行き、これからの時代感情の時代であるということを話していた。

確かに私もこれからは感情を中心に添えて物事を考えて行く時代になると思う。

感情というものは素晴らしいものであると思う。

人が行動するということは即ちそこに感情があるからであり、また、その感情1つでパフォーマンスは変わってくる。

しかし、ここで気をつけることもある。感情のままに動き、成功する人というのはある程度生きて行くための智慧がある必要があり、無知な人が感情のままに行動すると失敗する可能性がある。

この件について私は徳という概念持って説明したあり、徳という善知識、慈悲、がある人ほど良い行動を行う。つまるところ、徳が高い人であれば、おそらく、人間的な理こら離れたことをしないのではないだろうかという考えである。

ただ単に無知な人がこの感情のままに行動してみると失敗するだけでたる。そうならないためにも常に学び続けて行く必要はあるし、世界の真理的なものを考えて行く必要もある。


感情というものはプラスに使えば効果は大きいが、マイナスの方向へ使うと良くないことが多くある。感情とはある種執着的なものであると考えることができ、そこばかり見ていると自分自身の我が強くなり、人の話を聞くことができなかったり、間違った概念というものに執着したりして判断能力を失ってしまう。

そうなる恐れがあるからこそ、日々の生活の中で自分自身に問いかけ、自分の感情を認知しコントロールする必要がある。また、行動するときは自己の内側に向かう動機を持って行動するのではなく、社会や他者に向けて、自分がどのように行動することが望ましいかを考えながら行動して行く必要がある。

他者のために行動することがとてつもなく大切であり、その行動をする際は他者に対して見返りを求めては行けない。

見返りを求めた瞬間、その行動というものは善なる行動ではなくなり、ある種契約的な関係を形成する行動となるからである。